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『コンビニ画 五十六景』プロジェクト

「コンビニ画 五十六景」は、印象派のタッチで描かれたコンビニの風景画で、吉岡雅哉(1981〜)が2013年から描く絵画シリーズです。シリーズとして定めた時点での総数が56点(2013〜2024年に制作)であったことから、五十六景と名付けられました。(作品は現在も増加中)

それぞれの景色がどの地点で描かれたのかは明らかになっておらず、各作品には毎回「みんなのコンビニ」という個別タイトルが付けられます。これは、どこにでもある景色のなかの、どこにでもあるコンビニを描いたということであり、モチーフの性質は異なりますが「富嶽三十六景」における「神奈川沖浪裏」のようなアプローチとなっています。

 

その姿が見えるところを富士見と呼ぶなど、古来より尊ばれた富士山に対し、寝巻姿で行っても構わないと思われる程に身近なコンビニ。しかし国外から見ればそのコンビニこそが富士山と並ぶ日本の代表的な景観なのかもしれず、そのことに日本が無自覚であることは、浮世絵が海外で広まる以前の状況と重なります。

 

「コンビニ画 五十六景」プロジェクトは、コンビニは絵になるという作家の直感から断続的に描かれた作品群を、今改めてシリーズ作品として提示し、内から外へ、コンビニ画が広く流通する世界を目指します。

● イベント​

『コンビニ画 五十六景』

プロジェクトのキックオフとして、5月20日から、東京上野の「みんなのギャラリー」でシリーズ作品を展示致します。この機会にぜひ、コンビニ画の魅力をお楽しみください。

2025年5月20日(火) - 6月1日(日)

12:00 - 20:00 月曜休廊

​会場アクセス

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